高校の「地学」はめちゃくちゃ広い

ものすごく細かいし広いのです / 2022-06-20T00:00:00.000Z

2022年6月18日の記事では高校の「地学」というものはものすごく冷遇されている、少なくとも厚遇はされていないという現状があるということを長々と書かせていただきました。この記事では高校で学ぶ科目としての「地学」が学問としてどの分野にまたがるかを書かせていただきたいと思います。

ここではざっくりとその分類を示して、その分野が何を行うのかを簡単に示していこうかと思います。

地球物理学

物理学の手法を用いて地球について明らかにしていこうとする学問です。高校地学で触れる範囲ですと、地震/火山分野やプレートテクトニクスなどの地殻変動、重力や古磁気の測定などが入ります。

地質学

どちらかといえば地球の表面を扱う分野の総称です。高校地学の範囲では、鉱物/岩石の分野、地層の形成、堆積分野などが含まれます。

(自然地理学)

自然地理学は地理学の分野の一つではあるものの、地質学と密接な関わりがあるため、高校地学内でもある程度触れられます。

例えば地形の形成などが挙げられます。

気象学

名前の通りお天気について扱う学問です。ピンポイントなところから全球スケールまで幅広く高校地学で学びます。

海洋科学

気象との関連性は非常に高く、海洋単体でもとても面白い学問です。海水の構造やその循環、他のシステムとの関連性について学べます。

惑星科学

惑星科学は地球科学の分野を他の惑星に応用しようという側面があるためなのか、ほぼ物理分野であるはずなのに高校では「地学」内で学びます。

天文学

天文学まで来ると、天文学オリンピックが単体として成り立つほどに遠い説は一理ある分野です。一般的に「地球科学」に含まれることは少ないですが、高校では「地学」で扱う分野です。

宇宙物理学

物理の力を用いて宇宙を明らかにする分野です。HR図とかでおなじみですね。

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最後に

以上簡単に高校地学に含まれる学問を書かせていただきました。参考になれば幸いです。

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Writer

Osumi Akari

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