記事ストックの関係で8月10日の公開となってしまいましたが、実際は8月2日に書いてます。その点を鑑みた上でご覧ください。
おめでと
Geosophyの活動自体は、Geosophyの活動に内臓の知り合いが多数関わっていたことからかなり初期から知っていました。後述する理由によって参加すること自体は見送らせていただきましたが、個人的に強く応援しています。
Direct link of this video on YouTube
素数判定法でお馴染みのエラトステネスさんの逸話を用いた地球の大きさについての動画が、計画的に投稿される最初の動画のようです。スタジアという一生のうちここでしか使いどころがないとしか思えない単位よ。
Geosophyに参加しなかった理由
日本の地学教育は色々な面で不足があることは否めないと思っており、その関係で「地球科学への誘い」という記事がちょっとチクチクしたものになっています。このサイトのAboutページで「ネットの海に流しておきたいと思ったものを取り敢えず置いておく」としておきながらも、実態としてはざっくりわかる地球科学シリーズ関連の記事で埋まってしまっているのは、個人的に地学関連のコンテンツを充実させることが重要であると考えていることを示しているといえるでしょう。
こう考えるとGeosophyの「独学の地学履修者・地学基礎選択生に向けて様々な情報提供を行う」というミッションと私は非常にマッチしているように見えます。しかしながら私は以下の理由で当面はGeosophyへと参加しないことに決めました。
- 動画を作るコストよりも文章を書くコストの方が圧倒的に低いといえること
- 個人的に動画を見るよりも文章を見る方が早く知識を吸収出来うると考えていること
- 動画授業の意義を否定しているわけではありません。念のため。
- 基礎範囲の網羅を初期の目標に掲げていたこと
- このサイトを見れば分かるかとは思いますが、基本的にざっくりわかる地球科学シリーズでは基礎-基礎無し-大学レベルの区別をしていません
- 単純に高校レベルの教科書を反復横跳びしなくていいので素早く書けるという点と、既存の枠組みにとらわれすぎたくなかったという逆張りオタクな点があります
- ほとんど更新していないものの私個人のYouTubeチャンネルを持っているため、将来的に利益相反が発生する可能性があること
もちろんGeosophyが劣っているだとか、組織が嫌いであるとかそういったことが言いたいわけではないです。やはり私に合わないというところが大きく、無理に加入しないことがお互いにとって良いものであると思っています。
しかし、だからと言ってGeosophyに対して負の感情を持っているわけではありません。むしろ応援しています。この記事を公開するまでの55日間、その内実に大きなクオリティの差こそあれ毎日記事を投稿できたのも、ひとえにGeosophyがいつ動画を出すかは分からないもののいずれは絶対に動画を出すという強い意志を感じていたからです。
今後も良きライバルとして、そしてリーチは違えど地学に関するコンテンツを世の中へ放流している仲間として、共存していければなと思っています。
関連リンク
最後に
次回のジオ関係の記事: 特別展「かながわの大地」を見に行った
こういった感情が強く入る文章を書くのは久しぶりなので、若干ぎこちない文章になっているとは思います。しかしながらそこに込めた思いは伝わらないことはないのではないかなと思っています。繰り返しになりますが、良質な地学コンテンツを供給していってくださればなと思っています。