日本語版ウィキペディアに「バウマシーケンス」を立項した

英語版があまり頼りにならなかった / 2022-10-31T00:00:00.000Z

先月末の私は「いわき市アンモナイトセンター」の記事を日本語版ウィキペディアへ立項しましたが、今月末は「バウマシーケンス」という記事を立項させていただきました。個人的にはブーマシーケンス呼びが好きなのですが、一般にバウマシーケンスの方が浸透しているように見えたので記事名を「バウマシーケンス」とし、「ブーマシーケンス」はリダイレクトとしました。しかしながらこの記事の中では「ブーマシーケンス」を使わせていただこうかと思います。そっちの方が好きなので。

結論

  1. 英語版が貧弱
  2. 割と調査

Bouma sequence

日本語版に無い記事を執筆する上で英語版の記事が参考になることは多々あります。今回立項したブーマシーケンスに関する記事にも英語版「Bouma sequence」というものがあります。しかし読んでみたら分かると思いますが、出典と記述との結びつきが弱く、参考にならないとはいえないものの日本語版へ持ち込めるレベルの信頼性があるものとはいえないものであることが分かりました。そのため手元にある書物であったりオンラインで参照できる信頼できる文献を探しました。

といっても地球科学.comさんがブーマシーケンスを紹介した記事で扱っているオンラインで参照できる日本語文献 + 英語文献2つ + オフライン日本語文献2つといった程度です。個人的に割と書いていることがバラバラのようで同じことを指していることがあり、理解に少々時間がかかるといった問題はありましたが、割と素直に書けたのではないかと思っています。しかしながらブーマシーケンスの話題の大半が宿命ではあるもののタービダイトと被ってしまうという問題があり、ブーマシーケンス単体の話題をあまり提供できなかったことは改善するべきかと思っています。

ちなみに曜日を1日勘違いしていたため、次の日が土曜日だと思って作業をしていたことに朝5時30分くらいに気づきました。悲しいです。

最後に

ざっくりわかる堆積システムシリーズで絶対に扱うコンテンツであるため、その予習もかねて立項しました。しかしながら英語版から翻訳しようと思ったものの思ったより貧弱であったため、英語版には頼らずなんだかんだで本3冊と論文数本を読む羽目になりました。3時から書き始めて5時に投稿したため眠いです。

追記: ようやく扱えました。「海底では「ブーマシーケンス」の通りに堆積するのか?」をご参照ください。

Writer

Osumi Akari

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