2023年になりましたね。つまり新年というものに引っ付いてくる諸々の概念が生えてくる時期になりました。代表的なものとしておせちを作る・こっちが出していないのに来てしまった年賀状の相手に年賀状を追加で出す・新しいことをする・新年の抱負を考えるといったものです。
この中から実現可能性の高いものとして何か新しいことをすることを思い立ちました。というわけで一生で一回も行ったことも無いスターバックスコーヒーへ訪れてみたという話をしていこうかと思います。初探訪の新鮮な気持ちを記録してみたので、もしスタバ童貞の皆さんがそれを捨てたくなった時の参考になれば幸いです。
結論
- 高い
- 甘い
- 高い
イメージ
スタバというものの存在はそれなりに早くから知っていたと思いますが、私がコーヒーを積極的には好まなかったため行く動機が無かったうえ、外から入ってくる情報で行かなくていい場所だと思っていました。スタバの店舗はたまに行く場所に存在はしたので、その様子をガラス越しに垣間見る機会はあったのですが、直接行く機会はありませんでした。そのような環境だったので以下のようなイメージが勝手に膨らんでしました。
- 基本的に高い
- フラペチーノが特に高い
- コーヒーはそれなりに美味しい
- フリーWi-Fiとコンセントがある
- 眠くなりそうな照明が付いている
- ショルダーハックされてもいいレベルの中身のない仕事をしている人がMacでExcelを開きながら長居している
- 紙ストローという謎の存在がある
- お絵描きが上手な人がいる
ここまで行くとスタバの悪口になりそうですが、本当にこのようなイメージを持っていました。
実践
そのようなイメージを持っていたのですが、このようなあまり良くないイメージを形成しているのはSNSで自慢している謎の人類であって、決して店舗ではないことに気づいてしまいました。それでもスタバに行くことはありませんでしたが、新年であるという謎の後押しもあって行ってしまいました。
以下はほとんどその際の感想の垂れ流しです。文章として成立しているかどうかは分からないですが、取り敢えずネットの海に流しておこうかと思います。
入店
スタバという店に入る前に外から観察をしました。年始とはいえ数年落ちのThinkPadを見せつけに様々な人が集まっています。また値段の分からない店に入るのは怖いので、外からメニューボードを覗いてみると
高くない????????
という感想を持ってしまいました。コーヒーが400円~500円するのはまだ分かるがお茶が300いくらするのは高くないか?という気分になりました。しかしだからといって退散してしまえばスタバ童貞はいつまでたっても捨てられなくなってしまいます。新年一発目何か新しいことをしようと思って折角わざわざ汽車に乗ってやってきたのにここで帰ってしまえば運賃がもったいないことになってしまいます。ということで恐る恐る入っていきました。
注文
入ってみると幸いなことに先客がいらっしゃいました。注文の仕方を観察してみると、
- ドリンクの種類を言う
- 大きさを言う
- ポイントカードの有無を言う
- 支払い手段を言う
というフローであると想定されました。想像の100倍くらいシンプルで純粋に感動しました。ところがここに一つ大きな問題が存在し、2番の大きさを示す点においてサイズ感が分からないという問題がありました。その点に不安を覚えながら自分の番がやってきました。
「いらっしゃいませ~」
あっ…あのぉ…。カップのサイズってどれくらいか教えていただけますか…?
「はい!(笑顔で4つの紙コップを並べる)」
「こちら左からショート・トール・グランデ・ベンティとなっています」あっ…、なるほど…。じゃあキャラメルマキアートのグランデでお願いします…。
「どこがトールじゃい!」という見た目をしていた物を見せつけられたことにもびっくりしましたが、個人的には紙コップがレジ横に置いてあることにびっくりしましたね。よく聞かれるのでしょうか。
というわけでキャラメルマキアートのグランデサイズ(540 JPY)を注文しました。初スタバがこれでいいのかはよく分からないのですが、友人に聞いたところこれが美味しいらしいので何も考えずに選んでしまいました。スタバのコーヒー成分も甘い成分も入っていて良さそうですし。受け取り専用列に並んだ上で5分くらいで出てきました。作ってくださったお兄さんが「○○作りま~す」と作るたびに言っているのが印象的でしたね。
実食
受け取ったらば座席に座ってキャラメルマキアートをいただきます。グランデというだけ若干デカい見た目をしていますね。
コーヒーをコンビニなどで買うことがないので蓋を飲み始める前に一回取ってしまいました。取ってから気づいたのですが、どう考えても取る必要のないものでしたね。ついでにと写真を撮ったのでこの記事でもその写真を出そうと思ったのですが、ふわふっわしている物の写真を撮ったことが無かったのでピントが全部ズレているように見えちゃうんですよね。
というわけで後から考えれば引っ張って開ける小さな蓋を押してみたりして頑張って飲み口を確保し、キャラメルマキアートを飲んでみようと思います。感想としては
あっっっっっっつ!!
あっんまっあ!!!!
…あんま…あっつ!!!!!
540円たっか!!!
というのが全てですね。舌の上に熱くて甘い液体が唐突に入ってきたときの汎用的な感想になってしまいましたが実際そうなのでそうでしょう。美味しかったのですがスタバだからこその何かを見つけることは出来ませんでした。そう考えると540円か…うーん。という感想になってしまいますね。
最後に
スタバに対する文句を振りまいているようにしか聞こえないかもしれませんが、店員さんのサービスはめちゃくちゃ丁寧だったなと感じます。コップを出してサイズを教えてくださいましたし。
でもあまり行かないかな…。