2023年1月15日、2023年の共通テスト理科2が行われました。生物が異様に難しくなったと話題になっている中、今回も受験者の少なさに関する大喜利か、ジオくんの登場の有無でしか話題にならない科目がありました。それは「地学」です。私は「共テ2023年基礎無し地学について」という記事を書いた他、「2023年のジオくんは? 登場した? 結婚している? 調べてみた!」というゴミ記事と大問ごとに分けた解説を作成しました。
共通テストの解説を書こうとすると問題そのものに加えて、そのトピックに関する基礎を解説する必要が出てきてしまいます。そのためテキスト量としてはそれなりであるものの考えることが多くなってしまい、日付通りに記事を更新するためにはある程度の労力が必要な物となってしまいました。地学の裾野は極めて広いため私の専門性が発揮できない箇所も多くあり、内容的に微妙になってしまったところもあります。
以上のことから内容が間違ってしまっていたり誤解を招いたりする表現が所々に見受けられる結果となってしまいました。こういうものは自分では気づかないので、Geosophyを設立したうちの1人であるほたるさん(@Fire_fly_505)からのフィードバックによって初めて気づかされるものばかりでした。というわけで 記事ストックが枯渇していることもあり もらったフィードバックを基に記事を改善していきたいかと思います。
結論
- 問題をきちんと見よう
- 用語の定義をきちんと見直そう
FB
今回フィードバックをいただいたのは第2問の問1と問4です。それぞれについて検討していこうかと思います。検討の結果それぞれについて追記の形で修正していますので、ここで示させていただいているフィードバックに関しては改善されていると言えるのではないでしょうか。
第2問 問1
問1は
- a: 密度が小さく厚い大陸地殻と、反対に密度が大きく薄い海洋地殻がある
- b: 1000mより浅い海洋を陸地と見なすと、陸地の方が海洋より大きくなる
という2つの主張を検討する問題です。私は図1「地球表面の高度分布」を見過ごしていたので、記憶の果てからbが誤っていることを導きました。ところがほたるさんから「大陸棚の割合は、図1より8%であるから~」と書けない?という至極まともなフィードバックを貰いました。これを受けるまで図1の存在そのものを忘却していたので、目から鱗が落ちるという言葉がしっくり当てはまる驚きを得ることが出来ました。というわけで合衆国憲法と同様に、追記という形で修正しておきました。
第2問 問4
問4の解説においては私が火山砕屑物のみの話題に縮小してしまっているという指摘をいただきました。この指摘は正しく、火山ガスなども含めた火山噴出物について考えるべきである物といえます。しかしながら過去資料を使いまわしたかったのでこのような形にしました。許して…。
関連リンク
- 「2023年のジオくんは? 登場した? 結婚している? 調べてみた!」
- 「共テ2023年基礎無し地学について」
- 大問ごとの解説
最後に
フィードバックは嬉しいので、任意のページに対して欲しい気持ちでいっぱいになりました。してください、フィードバックを。可能な限り内容を改善するために善処するので。