じゃんけんをする動画がAIの力によってアニメになったらしい

無駄に壮大なじゃんけんがAIの力でアニメになった / 2023-02-28T00:00:00.000Z

確定申告はできないものの、お絵かきや作曲、人間との対話をAIが行ってくれるような世の中になりました。ついでに確定申告もやってほしいですよね。ところでほぼ全編にわたってAIを用いたアニメーションがついに出てきたようです。どのようなものか見ていきましょう。

結論

  1. 人間が映像や音楽を頑張って用意する
  2. AIが人間が作った映像をアニメ風にしてくれる

迫真のじゃんけん

前置きを長くしたとして特に意味があるものではないかと思うので、全編にわたってAIを用いたアニメーションをご覧ください。

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これは映像の制作方法を解説されているCorridorによるもので、ただじゃんけんをする様子を壮大な物語に仕立て上げています。この記事のタイトルにもある通り映像はAIを用いたアニメ調となっており、ギャグのような内容に不思議なシリアスさを付けられていると感じました。ではこの動画はどのようにして制作されたのでしょうか。

作者の別のチャンネルにおいて「Did We Just Change Animation Forever?」と題された動画がじゃんけんアニメと同時に公開されており、それなりに詳しく制作過程が解説されています。基本的にこの23分の動画を見てしまえばここに書くことは無いと言って過言ではないので、そちらの方を視聴していただければと思います。

ちなみに最後の方に流れている曲は「終焉のリブート」という曲です。

急に日本語の曲が流れ始めたのですが、ある意味「アニメ」という感じがより強く出ている演出だと感じました。先述の通りAIは映像をアニメっぽくしているだけ(というのも違うとは思いますがいい表現が思いつかない)なのですが、よりアニメ感が出るような演出を付け加えることでより良い作品になっているかと感じました。

最後に

純粋にじゃんけんを主題とした6分間の映像作品でここまで面白くできるのはすごいと思いました。その上Stable Diffisonを活用したアニメ風の加工がなされており、AIを用いることで映像表現の幅がより広がりうる可能性の片鱗を見ることが出来ました。制作過程を見ているとまだ容易に作れる類のものではないという印象を強く受けてしまいますが、今後の技術発展が楽しみになるものだと感じました。

Writer

Osumi Akari