Blueskyのアカウントを取得しました

ActivityPubの方が好きなので基本的にROMになりそう / 2023-10-29T00:00:00.000Z

Twitterが†X†になってから、別のSNSに生活の主軸を移す方がある程度見られます。別のSNSとしてはThreadsやTumblr、mixiなどが主な行先であるとは思いますが、いわゆる「Fediverse」と呼ばれる存在を選ばれる方もいらっしゃいます。このFediverseというのは1つのサーバーで動作している1つのソフトウェアでその世界が完結するのではなく、他のサーバーで動作している他のソフトウェアと相互に共通の方法で通信することが可能なSNS等のことを指します。

基本的にはMastodonやMisskey等(及びこれが動作しているサーバー)のことを指します。これらでは相互に通信する共通の方法として「ActivityPub」と呼ばれている、RSSから始まる壮大な建て増しプロトコルが私用されています。一方そのような建て増しプロトコルを嫌い、1からSNSのために設計された共通の方法を用いるようなソフトウェアもFediverse(とされるもの)には存在しております。その1つとしてAT Protocolを用いる Bluesky があります。このBlueskyは今のところ招待制であったこと及びあまり明るい未来が見えなかったので登録していなかったのですが、Invite Codeをいただいたので登録してみました。Blueskyの登録方法は適当に調べれば大量に出てくると思うので、ここでは登録時点で感じたことを主に書いていこうと思います。

まとめ

  1. Invite Codeを他人からもらう
  2. 登録する
  3. DNSを用いて認証をし、スクリーンネームを独自ドメインにする

登録

まずはBlueskyとかいう謎SNSにわざわざ登録している方と現実で仲良くなります。私は幸いなことに何故か知己を得ることに成功したので、「そういえばBlueskyアカウント持っている?」と聞かれることによってInvite Codeを得ることに成功しました。もっとも、最近では「(定期的に配布される)Invite Codeが余りがち」とのことなので、Invite Code欲を前面に出すようながめつい人でなければ簡単に得ることが出来るかなとは思います。

Invite Codeをいただいた上でアカウントを取得しないのはさすがに社会性が無い行為であるとは思いますので、この話を受けたその場でアカウントを取得しました。PCを広げられない出先だったので、ここからは基本的にスマホでの話が進みます。

まずはBlueskyのアプリをインストールします。一応Web経由で登録することは不可能ではないようですが、往々にしてアプリをわざわざリリースされているサービスにおけるモバイル上でのWeb体験は悪いことが知られていますのでアプリ経由で行うことにしました。基本的にはInvite Codeを入力したらばよくある登録スキームと同様で、スクリーンネーム・メースアドレス・パスワードを入力します。一応 bsky.social 以外のAT Protocolを解するサーバー上に登録することは不可能ではないようでしたが、取り敢えず bsky.social に生やすことにしました。またスクリーンネームは後々変更するので、適当なものを入力しておきました。

スクリーンネーム変更

登録が完了したらば、GIGAZINEさんの記事を読みつつスクリーンネームを変更しておきます。ここにおいてはスクリーンネームをドメイン( osumiakari.jp )にすることにし、真に私が保有しているアカウントであることをついでに証明しておこうかと思います。DNSを用いて認証(Google Search Consoleの認証に一番イメージが近い)を行うので、どこかの名前が一文字になってしまった自称何でもアプリとは異なり、身分証明書と決済情報を用いずに認証を行うことが出来ます。まずは左上にあるハンバーガーメニューを押した後に「Settings」を選びます。その後下の方のAdvancedカテゴリにある「Change handle」を開きます。

DNSレコード取得画面

名前の通り「Change Handle」はスクリーンネームを変更する画面ですので、簡単な入力フォームが出てくるだけのように見えますがその下に「I have my own domain」というクリッカブルな要素がありますのでこれを押すと上の画面のようにDNSレコードを変更することを求める画面が出てきます。どう考えても出先でやることではありませんが、スマホからDNSの管理コンソールを開きTXTレコードに表示されている文字列を入力します。何度か失敗してから気づいたのですが、ここの画面に表示されている認証用のレコードは写経を行う必要は無く下の「Copy Domain Value」ボタンを押すことによってこれをコピーすることが出来ます。「Value」の上に指をあてて「コピーできないな~~~」と思ってしまい頑張って写経をしていた5分間は無駄だったということですね。

ご丁寧なことに「Verify DNS Record」を押すと即時で確認が行われ、スクリーンネームが「 osumiakari.jp 」になりました。これによってこのアカウントは真に私が保有していることが証明されることになりました。その後プロフィール画像等を設定して下の画像のようなプロフィールページが出来ました。

2023年10月29日時点の筆者のBlueskyプロフィールページ

日本人がそこまでいらっしゃらない印象があるので英語でしか書いていませんが、ハンドルネームが .jp で終わっている時点で日本に住んでいることは明らかですし、Blueskyに登録できるくらいのリテラシーが存在する方は英語が読めるであろうと思うので特段の問題は無いでしょう。問題があったら日本語を追加しようかと思います。

関連リンク

最後に

というわけでBlueskyにアカウントを生やしてみました。

Invite Codeをいただいたのでアカウントを生やしたというあまり能動的な理由でないことに加え、個人的にAT Protocolにあまり明るい未来を感じられなかったので当分は今まで通りFirefish鯖(c.osumiakari.jp)に籠っている気はします。しかしながら軽く調べてみたところActivityPubにはいらっしゃらない着ぐるみさんもある程度見られたので、アカウントは削除せず見る専になるのかなとは思っています。

Writer

Osumi Akari