カスタードプリンとは、一般的に「プリン」と呼ばれます。これは卵と牛乳、砂糖をまぜた上で加熱したスイーツの一種です。製法は茶碗蒸しに似ていますが、一般的にはプリンの方が卵液の割合は高いと言われています。
完成したプリンはプリン型のまま出されることもありますが、皿に盛って出される場合もあります。この場合において皿を動かしたり突いたりしながらプリンを観察すると、プリンが持つ柔軟性などから金属のように全てが一気に移動するわけではなく、部分部分に分かれてまるで追従するような形で動いていきます。
このプリンのような動きをする面白い地図が今回紹介させていただく「 Elastic Terrain Map 」です。言葉で説明するのは難しいですが、実物を一回触っていただければプリンのこの動きのように簡単に理解できると思います。
まとめ
- 高度ごとに画面移動の指示に追従するスピードが異なる
- まるでプリン
- 3Dである地形を動ける2DであるところのWebで上手く表現した例
Elastic Terrain Map
何を言っているのか分からないと思いますので、下の動画を見ていただくかサイトに飛んで実物を触ってみてください。
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プリンのように地表を揺らせています。すなわち私たちが皿を素早く動かした時に慌ててついていくプリンのように、高い山々がユーザーの動きに遅れてついていきちょっと行き過ぎて戻ってきています。面白いですね。
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最後に
友人が「MIERUNE JCT - Tokyo 2024」というイベントに参加していたのですが、その中の発表「可視化がやりたくてMIERUNEに転職した話 〜“思考のための道具”とコンピューターによる新たな表現〜」の中でこの地図のことが触れられておりとても面白かったので簡単にまとめました。人の土俵で相撲を取っているようで若干気持ち悪いところはありますが、面白いので仕方ありません。